すき家の「おしんこ」の安全対策
（他社商品におけるO157による食中毒の発生について）

北海道にて、白菜の浅漬け（有限会社岩井食品製造）を原因食品とした腸管出血性大腸菌O157による食中毒が発生し、21日午前中までに7名の方が亡くなられたとの報道があります。

すき家で提供している「おしんこ」は、塩漬けした白菜に麹を加え、発酵工程を経た漬物です。発酵食品には、有益な微生物の働きで、たとえ体に有害な微生物がいてもその増殖を抑える働きがあります。今回の事件で原因食品とされている「浅漬け」は、調味液に漬け込んで味をなじませたものですので、すき家のおしんことは全く異なる商品です。ご安心してお召し上がりください。

上記以外にも、ゼンショーグループでは、日常の安全管理として以下の対策を行い、食中毒を発生させない体制を整えています。
●野菜の栽培に使用する肥料は、完熟堆肥等（細菌が死滅しているもの）を使用
●野菜は使用前に洗浄・殺菌を実施。洗浄槽では定期的に塩素濃度を測定
●工場および店舗の従業員に対し日常の体調管理の徹底と、腸内細菌検査の実施
●食肉製品への腸管出血性大腸菌検査の実施